【2022年10月】今月の絵本
今月の絵本はこちら
ゆらしてごらん ひつじさん ニコ・シュテルンバウム作
ただ読むだけじゃなくて、絵本を揺らしてみたりたたいてみたりつまんでみたりいろいろな動作を加えながら楽しめる絵本。
読んでいても楽しいし、動作が加わることによって知育的にも良さそう。
海外作家さんならではの絵柄がめちゃくちゃかわいい一冊。
同シリーズのリンゴの方もそのうち買おうと思ってます。
【来年の手帳】自分の人生史でもある手帳が愛おしい
これだけデジタル化が進んだ世の中だけど、アナログな手書きの手帳だけはやめられない。
日記は大体三日坊主の私だけれど、手帳はなんだかんだ高校生のころから10年以上持ち続けている。
学生のころは、自分の予定(テスト日程、バイトのシフト、遊びの予定)だけがスペースを埋める唯一の内容で空いているスペースには見に行った映画の半券やプリクラなんかを貼っていた。
結婚してからは、自分以外の予定を書くようになった。
夫の予定、子供たちの予防接種のスケジュールなど自分以外の予定が圧倒的に増えたことによって選ぶ手帳も変わっていった。
自分のことだけを書いていればよかった手帳から、自分と自分以外の予定も管理・把握するライフステージに変わったのかと思うとなんだか感慨深い。
高校生のころから10冊以上もあると、手帳は私の年表のようにも感じる。
中間テスト、期末テスト、友達と見に行った映画、模試にセンター試験、大学の入学式、就活の予定、内定式、卒業旅行、13連勤したバイトのシフト…
細かくは覚えていないことばかりだけれど、私の1年1年がそこには書き込まれていてなんだか愛おしくさえ感じる。
育休中の今、断捨理を粛々と進めているが私の人生史ともいえる手帳だけはどうも捨てられそうにない。
今年は娘の好きなミッフィーちゃんに。
【2022年9月】今月の絵本
私が私のキャリアを諦める日
来年度の保育園の申請が始まった。
恐らくだけど十中八九落ちると思う。
居住地と勤務地の関係で復帰後は時短勤務になるけど、それだとまぁ落ちる。受付はしてもらえるけど実際のところは両親共にフルタイム勤務で初めて選考のテーブルに乗れるようないわゆる保活激戦区に住んでいるので、時短勤務が確定しているのでまぁほぼ確実に落ちる。
もし運良く入れたとしても来年度から3歳児の娘と今年生まれたばかりの0歳児の息子が同じ保育園に入園するのも難しい。
だけど前述の通り恐らく娘も息子も保育園には入れない。
息子はそのまま自宅保育になるが、娘は満3歳児になるので保育園に入れなければ幼稚園に入園させることになる。
再来年度に息子が運良く保育園に入れても、娘の転園はほぼ叶わないのでやっぱり職場復帰はできない。
もう職場復帰断念、退職待ったなしです。
結婚した当初、娘を出産するまではこんなことになると思っていなかった。
社会的な私のアイデンティティが夫の妻、子どもたちの母だけになってしまうとは思っていなかった。
うわ、これすごい喪失感かもと思い出したのは娘の保育園の不承諾通知が何通目の頃だっただろうか。
育児は大変なこともあるけれど幸せな日々だと思うし本音を言えば私の身体を二つに分けて子育てと仕事をデュアルライフ的な感じで維持したい。
1日48時間で睡眠時間は今と同じだけで仕事も育児も両方諦めずに生きていけないものなのかと夢ばかり見てしまう。
それぐらい私にとって育児と仕事の両立は夢に思えてくる。
育休からの復帰に失敗して退職すると私は専業主婦になる。
復帰を前提としなくなるので育休は終わるから育休手当も当然もらえなくなる。
職場に戻るつもりではいたけど、結局戻れなかったので今まで受け取った育休手当すら申し訳なく感じてしまう。(雇用保険払ってた私の権利でもあるので必要以上に後ろめたく思う必要もないのかもしれないけれど)
経済的にも余裕がなくなってくる。
欲しいものがあれば貯蓄を切り崩し買うことになる。
生活費は夫が保証してくれても、私も欲しいものもあるし家族に私のお金で買ってあげたいものだってある。
豊かに生きるために収入を得ることを諦めるわけにはいかないけれど、今はいわゆる詰んだ状態になってしまった。
こんなことばっかり考えてる日々に正直、疲れてしまった。
私は私のキャリアを取り戻せる日は来るのだろうか。
やりたいこと欲しいものもあるのに、これからを考えると手を出せないのがもどかしい。
前向きにいろいろなことにチャレンジしないといけないけれどまだ気持ちが盛り上がってこない。
なかなか先行き不安な今日この頃です。
まずは手始めに私も三千円の使い方をじっくり考えてみようか
【育児】唯一投資するもの、それは絵本
本から得るものは唯一無二であると思っている。
娘が産まれてはや2年。
モンテッソーリなどといろいろと聞いたことはあるがいわゆる知育を特に意識したことはしてきていない。
だけど絵本にだけは投資し続けている。
私自身、絵本の多い家庭に育った。
親にたくさん読んでもらった記憶は実はそこまでないが、物心ついた時には手を伸ばせば読める絵本がたくさんあった。
こぐまちゃんシリーズの「さよならさんかく」はやたら記憶にあって「さよならさんかくまたきてしかく」は今でも呪文のように頭に浮かぶ時がある。
絵本が好きだったおかげで、本を読むことも好きになった。
活字嫌いにはならなかった。
読解力が特別身についたかは分からないが、国語の成績は割とずっと良かった。
そんな実体験があるので、絵本や本は財産になると思って子どもが産まれたら私もたくさん買ってあげようと思っていた。
娘が産まれて半年の時から、こぐま社の配本サービスを頼んだ。
月齢関係なく、決まった本が送られてくるサービス。
持っている絵本はあらかじめ変えることができるので、お祝いでもらったりした絵本は別のものに変えてもらった。
その後は海外の絵本のサブスクサービス、ワールドライブラリーパーソナルを申し込んだ。
こちらは毎月1300円で月齢に合わせた絵本を送ってくれるのだが、娘の食いつきにかなりムラがあったのと私自身が絵柄は可愛いけど読んでいて楽しい本があまりないかもと感じたので1年で解約した。
最近は、選ぶ楽しみを覚えてもらおうと思って図書館や本屋さんによく行っている。
娘の興味が今1番強いのはアンパンマンなので、アンパンマン関連の本があるとそれしか見えなくなるのが難点だけど絵本をいっしょに選ぶ楽しみを共有できたらなぁと思っている。